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美食を楽しむように歯を守りましょう

歯周治療の最初かつ最も重要な柱がプラークコントロールです

2017/08/08 17:01

歯周病は、歯垢が歯と歯肉の間に挟まる事で炎症を起こし、骨を溶かして最後には歯が抜け落ちてしまう恐ろしい病気で、日本人の約80%が歯周病にかかっていると言われています。歯周病はむし歯と違い、軽度から中等度ではほとんど症状がなく進行するので、自分ではなかなか気が付きにくく、痛みや腫れに気付いた頃には歯周病がかなり進行している事が多いので厄介です。歯周病の原因は主に歯垢・歯石で、取り除く事で大部分が改善されます。歯を失わないために、早めの治療で歯を守りましょう。

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私たちの口の中には、たくさんの細菌がいます。細菌は、口の中の食べかすに含まれる砂糖を栄養源として増え、歯垢というひとつの塊になります。この歯垢を温床として細菌が毒素を出すことで、歯肉や歯槽骨が壊れていきます。これが歯周病の原因です。つまり、歯周病にならないようにする一番のポイントは、細菌を増やさず歯垢をつくらないことです。そのためには、食事が終わるごとにきちんと歯磨きして細菌や歯垢を落とすことが大切です。歯垢は、そのままにしていると歯石という塊になり、歯磨きでは落とせなくなってしまいます。特に、歯と歯肉の間や歯と歯の間など歯ブラシの毛先が届きにくく磨きにくい部分には、どうしても磨き残しができてしまうので、時間をかけて丁寧に磨きましょう。その積み重ねにより、細菌や歯垢を増やさず、歯周病を予防することができるのです。

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軽度歯周炎

歯周ポケットが少し深くなり、3~4mmほどになります。歯肉が赤く腫れたような状態で、食事や歯磨きのときの出血や、冷たい水がしみるなどの症状が見られます。また、指で歯を押すと前後に動きます。

中度歯周炎

歯周ポケットがさらに深くなり、4~6mmほどになります。歯肉が赤く腫れてブヨブヨになり、出血が増えます。歯周ポケットからは膿が出て、口臭が気になりはじめます。また、歯肉が痩せるので歯が長く見え、グラグラと前後左右に動きます。歯が浮いたような感じになり、固いものを噛むときに違和感や痛みを覚えることもあります。

重度歯周炎

歯周ポケットが非常に深くなり、6mm以上になります。歯肉が真っ赤に腫れあがり、歯周ポケットの奥からも出血します。歯肉や歯周ポケットからも膿が出て、口臭が強くなります。また、歯肉が痩せるのでさらに歯が長く見え、隙間が目立ち、グラグラして食事に不自由するようになります。

歯周病の主な治療法

ブラッシング指導

歯周治療の最初かつ最も重要な柱がプラークコントロールです。これまでも繰り返した様に、歯周病の根本的な原因は、歯垢(プラーク)です。まずこの歯垢を取り除く事が治療の大前提です。そのため繰り返しブラッシング指導を行ないます。毎日の正しいブラッシングによって歯垢がつかない状態になっただけで、歯肉の炎症がかなり収まってきます。

スケーリング、ルートプレーニング

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