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歯周病になりやすさはありますか?

2018/12/05 16:13

歯周病は口の中に住み着いている細菌が炎症を引き起こして、歯周組織を破壊する病気です。

歯周病が進行する足場である「歯周ポケット」は、組織が破壊されたり炎症が起こったりしていて、「怪我をした後に傷口が開いたままになっている状態」の様になっています。

ですから歯周ポケットからは容易に出血しますし、容易に細菌が体内に入り込めます。http://www.zetadental.jp/

そんな歯周ポケットから、歯周病菌が血液の中に入り込み、流れに乗って臓器や血管壁全身に運ばれていきます。

そして、その箇所で悪さをすることによって様々な影響を及ぼしてしまいます。歯周病菌が口の中から体内へ入る経路には上記血液から運ばれてくる他に、気道を通って主に肺に影響を及ぼすことがあります。唾液の中に歯周病菌が混ざって、それが誤嚥(気道に唾液などの異物が入りかけると、通常は反射的にむせたりしてそれを防ぎますが、睡眠中だとその反射が起こらず、微量ながら気道に流れ込んでしまうことがあるのです)や呼吸で肺に入り込んでしまいます。

歯周病になりやすさはありますか?

あります。大きく分けて口の中の状態と全身状態によります。前者は歯並びや歯周病菌の種類や粘膜の形が影響します。具体的には、遺伝性の病気、血液の病気(白血病など)、皮膚の病気、降圧剤を含めた特定の薬によって歯肉を含めた歯の周囲組織に症状が出ることがあります。またホルモンの分泌の増減、糖尿病、喫煙などによって歯周病が治癒しにくくなるといった事があります。

後者は生活習慣(喫煙など)やそれに関する病気(糖尿病など)、遺伝的影響など、

色々な要素が関わって歯周病にかかりやすくなるのです。また、遺伝子診断、免疫応答・炎症反応の検査により歯周病にかかりやすい患者さんがいると報告されています。特に通常は40歳前後に症状があらわれる歯周病が10歳代後半からあらわれる早期発症型と呼ばれる歯周病がこれにあたります。また、歯周病には男女差があらわれるときがあります。

妊娠されている女性は口腔内に分泌されるホルモンの影響で歯肉の炎症が起こりやすく

なっています。また閉経前後には歯肉の上皮が剥がれ落ちてしまうことによる歯肉の

炎症(慢性剥離性歯肉炎)が起こりやすくなる言われています。

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